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黒沢清(映画監督)
主人公のたたずまいがそう思わせるのか、
何処でもない場所、時代や場所を超越した抽象的な世界にまで踏み込んでいる。
こんな事ができるのは、ヨーロッパの巨匠達だよなぁっていう感じがするくらい
凄い映画 だなと正直思いました。
【対談:黒沢清監督×板倉善之(2010.7.10 @UPLINK X)】はこちら
藤井仁子(批評家)
暦の上ではとうに過ぎ去ったはずの20世紀にひたすら拘泥する『にくめ、ハレルヤ!』は、
ただの暦を真に受けて「ゼロ年代」などと浮かれ騒ぐ日本映画の不甲斐ない現在に突きつけられた匕首である。
むろん、真の新しさは『にくめ、ハレルヤ!』の側にあるのだ。
【藤井仁子氏によるコメント全文】はこちら
長嶌寛幸(音楽家/DOWSER)
この映画では何もかもが「投げ出されたまま」だ。
だけども、それがものすごく「今」な感じがした。世界が変われば、映画も変わる。
この映画を観て、「21世紀も、10年経ってやっと始まった」という気がした。
矢崎仁司(映画監督)
こういう映画を、私たちはもっと観なくちゃだめだと思う。
かれらの暗闇で私は、映画の神様の存在を、たしかに感じた。
松井良彦(映画監督)
主人公の青年の孤独感から生まれた人間関係の希薄さや、
それを築きあげることができない愚直なまでの不器用さが、
映像と音楽をふくめた巧みな演出により、今の時代性とそこに生きる人間を的確に描いている。
それは、観る側に心苦しさをともなった刺し傷を与える。
興味深く、そして語弊があるかもしれないが、面白い作品である。
石井裕也(映画監督)
板倉さんは優しくて、気高くて、常に何かと闘っているからとてもカッコよく見えると同時に、
どこか寂しそうにも見える。僕は大好きだ。板倉さんの映画はとにかく真っ直ぐ。
弱さと脆さも含めて、この「男っぷり」は、伊達や酔狂じゃない。
わたなべりんたろう(ライター 「ホットファズ」公開署名運動主催など)
板倉善之、この名前は今後覚えていたほうがいい。その証しの作品だ。
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